NVIDIAからGEFORCE RTX 2000シリーズが発表
8月20日にNVidiaからGEFORCE RTX 20シリーズが発表されました。
発表されたモデルは2080Ti、2080、2070の三種類です。現在は三種類だけですがこれからRTXシリーズとして展開していくんでしょうね。
では、現在発表されている三シリーズをモデル別に紹介していきます。
細かく紹介してもわかりづらいので要点だけ。
RTX 2080Ti
RTXシリーズのフラグシップモデルです。
CUDAコア 4352基
ベースクロック 1350MHz
メモリ GDDR6 11GB
カード電力 250W
税別価格 999ドル
実売価格 180,000~200,000円
流石フラグシップモデルだけあって何から何まで高いです。
コア数は今までのGPUをはるかに上回る4352基です。他のRTXシリーズでも3000基未満なことを考えるとこの数は凄いです。(1080Tiでも3584基)
メモリも11GBも搭載しておりかなりの性能が期待できますね。
ベースクロックが他と比べ低いのが気になりますがコア数を増やした感じでしょうか、この辺りは詳しくないので何とも言えませんが…
この中でも特に目を引くのはやっぱり価格です。
最低18万からと販売開始時は価格が高いことを考慮しても高いといえるんじゃないでしょうか。これ一台でゲーミングPCが購入できます。
価格の面から考えると費用対効果は悪そうです。やはりフラグシップモデルは性能に重点を置いているモデルなのでハイエンドユーザー向けですね。
発表時の価格と実売価格の乖離が大きくなければいいのかもしれませんけどね…
ASUS NVIDIA GeForce RTX 2080Ti搭載 GDDR6 SDRAM ビデオカード 11GB DUAL-RTX2080TI-O11G
- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
アマゾンでは高騰しまくって40万円とかになってます。この価格はさすがにおかしい、。適正価格まで下がるのを待ちましょう。
RTX 2080
CUDAコア 2944基
ベースクロック 1515MHz
メモリ GDDR6 8GB
カード電力 215W
税別価格 699ドル
実売価格 12,300~13,500円
価格帯を考えるとこのあたりがメインでしょうか。
上のグレードの2080Tiとなると5万円も跳ね上がるので、ゲーミングPCに組み込まれるのはこれか2070あたりになると思います。
2070とメモリ数は同じですがコア数とクロックの違いがどれぐらい性能に影響しているのかは気になります。
ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 AMP Edition グラフィックスボード VD6720 ZTRTX2080-8GGDR6AMP
- 出版社/メーカー: ZOTAC
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
RTX 2070
CUDAコア 2304基
ベースクロック 1410MHz
メモリ GDDR6 8GB
カード電力 175W
税別価格 499ドル
実売価格 不明
RTXシリーズのミドルクラスモデルです。
もはや最低でも5万というこの価格でミドルクラスといっていいのかわかりませんが、これまでのモデルから見ると70シリーズはミドルクラスでしょうか。
このモデルのみNVLink(SLI-Ready)に対応していないみたいです。
まだ実売価格が出ていないのでわかりませんがおそらく3万ほど上がって8万円ぐらいが販売価格となるのではないでしょうか。
今のところ唯一10万円を下回りそうなモデルですが果たしてどうなるのか。